初めてのお部屋探し~不動産屋来店ガイド~お店に行ったら何をする?

店舗画像

お部屋探しで初めて不動産屋に来店するのは、とても緊張するものではないでしょうか?

ネットで気になった物件が見つかったは良いが、それからどうすれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな不安を払拭できるよう、不動産屋に来店してから何をするのか、その流れをご紹介したいと思います。

1.予約してから来店する

不動産屋は、予約無しで飛び込みで来店してもきちんと対応はしてくれますが、見学などもするつもりであれば、予約をしてから来店しましょう。

営業マンも、事前に物件を探したり、見学の準備をしておけるので、スムーズに対応してくれます。

物件への問い合わせ方、見学予約の仕方は>賃貸物件の探し方まとめをご参考下さい。

2.予約時間ぴったりに来店する

予約をとっている場合でしたら、だいたい予約時間ちょうどに着くように来店します。

あまり早く来店しても、営業マンが食事中だったり、準備がまだ出来ていなかったりするので、時間ちょうど、もしくは少し遅れるくらいで着くほうが良いでしょう。

予約時間はいつでも構いませんが、やはり午前中~昼過ぎまでの間など、あまり遅くならない時間が良いです。

もし「もうその日に決める」ぐらいのお気持ちでしたら、お昼過ぎが一番混みますので、混み合う前の午前中早めから来店した方が良いでしょう。

不動産屋に入店したら、「○時に予約した○○です。」と言えばすぐに席に案内してくれます。

3.まずは初回受付

受付カード

来店したらまずはお探しの希望条件を聞かれますが、多くのお店では、上記のような来店カードに記入する形になります。

全て埋めなくても問題無いのですが、特に希望条件の部分などは詳しく記入した方がスムーズにお部屋探しが進みます。

「保証人の有無」や「勤め先の情報」まで最初に聞かれるのは、それによっても紹介する物件が変わってくるためです。

例えば入居審査の厳しい物件は、審査落ちを防ぐため、属性の良いお客様にしか紹介しません。

ですので、やはりなるべく詳しく自分の情報を伝えておいて損はないです。

また、希望の物件条件についても、「新しい方が良い」や「ペットが飼いたい」など、細かい条件も出来る限り伝えておきましょう。

4.物件資料の提示

希望条件を伝えたら、営業マンが希望条件に近い物件をまずは資料で紹介してくれると思います。

この時、もしインターネットや看板などで気になっている物件があれば、それを伝えて下さい。

営業マンとしても、気になった物件を言ってもらえた方が、どんな物件が好みなのかがつかみやすくなります。

資料を見せて貰った時は、「気に入った所」や「気に入らない所」どちらももどんどん言っていきましょう。

営業マンも学習して、更に希望に近い物件を紹介してくれるようになります。

そうしていくと、机にたくさんの物件資料が並んできます。ファミリーだと5~10件、単身だと5~20件程の物件を紹介して貰えるでしょうか。

もし資料があまりにも少ないと、探している条件が厳しいのかもしれません。少し条件を緩和した物件も提案して貰いましょう。

5.物件見学と見学時のコツ

車

一通り資料での物件紹介が終わったら、その中から数件を選んで、見学に行きます。

多すぎると営業マンも嫌がるので、2~4件に絞ると良いでしょう。それ以上見たい場合は、次回の予約をとって、日にちをかえて見せてもらうという手もあります。

案内の準備には少し時間がかかるので、お手洗いに行っておくと良いかもしれません。なかには食事休憩に出られる方もいらっしゃいますね。

見学の順番

見学には、基本的に車で行くことが多いでしょう。

見学の順番は、特に希望を言わなければ営業マンが決めてくれます。

昔ながらのテクニックの、

①当物(あてぶつ。最後の物件を引き立たせるためのいまいちな物件)
②当物2(悪くはないが、決め手にかける物件)
③決め物(営業マンがこれに決めさせたいと思っている、最も条件の良い物件)

という順番でまわる営業マンが多いです。即決の確率が上がるためです。

見学時のコツ

見学時のコツですが、部屋を見た時におおまかな家具の配置を頭の中で想像して、住みやすそうかどうかのイメージを浮かべる事です。

イメージを浮かべる事によって、家具を置いたら狭いや、間取りが使いづらいなどの、入居後のギャップを埋める事ができます。

もちろん、ベランダ側の景色や、スーパーが近くにあるかなどの周辺環境のチェックも重要です。

6.見学が終わったら、不動産屋に戻ってくる

物件の見学が終わったら、一旦不動産屋に戻ってきます。そして、気に入った物件があれば申し込みになりますし、まだ探し足りないと感じれば、次回来店の予約をして、1回目の来店は終了です。

営業マンによっては、すぐに無くなってしまいますと契約を急かしてきたりもします。

もちろん物件を気に入っていれば申し込みをしても良いのですが、一旦「仮押さえ」にしておいて、冷静になってから次の日に返事、という方法もあります。

ちなみに、良く申込時に手付金や申込金が必要と言われますが、ほとんどの場合はそんな事はないです。

たいていの場合は、不動産屋が途中でのキャンセルを防ぐために預かっているだけです。今は払いませんと言えば、手付金無しでも申し込みを受付けてくれるでしょう。

7.まとめ

不動産屋に来店してからの流れを知る事で、お部屋探しが円滑に進みます。

特に「予約をしてから来店すること」と「インターネットなどで自分で見つけた物件も紹介してもらう」ことは大事です。

あとは、気にいる物件が見つかるまで根気よく探すことが出来れば、良い物件に巡り会えるはずです。

申込時の注意点や、手数料の交渉の仕方についてはこちらにどうぞ^^

>賃貸物件の入居審査について~審査基準や日数、申込時の注意点は?~

>賃貸契約の仲介手数料の交渉①|値切れる物件、値切れない物件について

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