賃貸営業職の給料はいくら? 歩合はどのくらい?

金

今回は、不動産業界の給料事情についてご紹介します。

求人情報を見ていても、「基本給18万円+歩合給(インセンティブ)」のように曖昧な表示が多く、実際いくら稼げるのか分かりづらいのではないでしょうか?

確かに賃貸営業では、「固定給+歩合給」の会社が多いと思います。

ただどこも固定給だけでは、満足な収入を得る事は難しいです。となると、歩合給の部分が重要になります。

実際どれくらいの割合が歩合になるのか、毎月いくらぐらい稼げるのかにも焦点をあてて紹介していきます。

1.不動産業界の中の賃貸営業の立ち位置

賃貸営業(仲介営業)は、不動産業界のなかでは最も基礎的な職種のひとつです。

土地開発を行うデベロッパー業、建築を担うゼネコンや施工業者が、何億、何千億という規模で物件を建築します。

そしてその完成した建物を売買したり、賃貸の客付けをするのが、仲介業と呼ばれる仕事になります。

また、完成した物件の管理や清掃を行うのが、管理業と呼ばれる仕事になります。

この「仲介業」と「管理業」が、不動産業界のなかでも最も顧客(住人)に近い立場の仕事になります。

よく「賃貸仲介」から「売買」→「開発」とキャリアアップしていく人もいます。

2.固定給と歩合

私の会社では、「基本給が18~28万程度(実績や経験によって変わる)」+「売上による歩合」に「資格手当など」がつきます。

歩合率は、20~30%くらいで、人によって違います。ちなみに私は23%でした。

もし月に100万円の売上をあげた場合、

・100万円×23%(歩合率)の23万円

がその月の給料になります。

基本給分の足切りがあるので、月に売上0でも基本給分は貰えますが、売上100万円くらいまでは歩合はつきません。売上100万円を超えた分から歩合がつきます。

もちろん、もっと歩合色が強い賃貸業者も多く、賃貸住○サービスさんや小さい地場の業者さんなどは30~40%の歩合率でやっているところもあります。

もし月に200万円売って歩合率が40%であれば、それだけで月80万円の給料です。(歩合給が高い所は、その分固定給が低いか無い傾向が多いです)

歩合給は、毎月の給料に上乗せされる会社と、賞与としてまとめて支払われる会社に分かれます。

歩合給無し、固定給のみの会社もあるので(エイ○ルなど)、平均すると歩合率は20%くらいでしょうか?

売上を上げてやる!とやる気に満ち溢れている方は、歩合率の高い会社を選ぶと良いでしょう。

3.いくらぐらい売上があるのか

営業職は、売上によって給料が変わりますので、毎月の給料もバラバラです。

私の会社は、毎月売上ランキングが掲載されるのですが、トップと最下位で平月で20万〜250万、繁忙期では100万〜400万くらいの幅がありました。

もし常に売上が100万以下で基本給だけだった場合は、

・基本給18万円+営業手当2万円で毎月20万円。

ボーナスはないので、年収は240万円です。

ちょっと苦しいですね。やはり営業職は歩合が付かないと厳しいです。

私の会社で歴代トップの人は年間4000万程の売上で、歩合率は28%くらいでしょうから、恐らく年収1000万程度だったと思います。

逆にほとんど歩合も付かず、年収250-350万くらいしか稼げない人も多いです。

営業職は、良くも悪くも経験よりも実力で収入が変わるので、入社すぐや、20代前半で年収500万~600万を超える事も出来ます。

賃貸仲介会社は、学歴や経験不問で入れる会社がほとんどなので、それを考えると夢のある仕事かもしれません。

ただし個人の売上額にはやはり限界があるので、経験、年数を積んできたら、やはり管理職へ出世するか、売買や開発に転職してスキルアップする必要は出てきます。

3-①.売上イメージ

ちょっとここで売上について突っ込んでご紹介します。

賃貸契約1契約の売上単価がおおよそ10~25万円くらいです。これは立地によって変わりますが、私の店舗では平均15万円でした。

月に10契約すると売上が約150万円。繁忙期などで20契約すれば売上300万円くらいになります。

給料にすると、歩合率23%として月35万円~70万円くらいになります。

これを多いと見るか少ないと見るかは皆さん次第ですが、やる気さえあればある程度の売上は見込めると思います。

4.給料以外のメリット

仲介業で魅力的なのが、給料以外の副収入です。

特定の部屋を成約したらオーナーから商品券(1~3万円くらい)を貰えたり、引っ越し会社やインターネット会社からも紹介料が貰える事もあります。

また、建築会社に、土地をもっているオーナーを紹介すると、その契約金額の1%が貰えたりします。(1棟の建築契約で1億円くらいはしますので、1%でも100万円の紹介料が懐に入ります)

こつこつ貰っていけば、給料以外で毎月5万円程の収入になったりします。

5.まとめ

賃貸営業職は、歩合制という事もあり、毎月の収入は安定しません。

しかし、頑張れば頑張っただけ給料に反映されるというのは、仕事のやりがいもありおもしろいところです。

さらに、資産の代表格である不動産の知識は本当にあっても困らないものばかりです。

私自身、ずっと仲介営業をしつづけようとは考えていませんが、自分の人生の中で不動産業界に関われた事は、非常に良い経験だと思っています。

特にあなたが20代、30代のまだまだお若い方であれば、一度不動産業界で頑張ってみるのも良いと思います。


不動産業界のさらにリアルな年収事情についてはこちら

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